更新日2023.09.18 公開日2017.07.07
インターネット

モデム、ルーター、ONU、ホームゲートウェイとは?ネット周辺機器の役割

モデム、ルーター、ONU、ホームゲートウェイとは?ネット周辺機器の役割
この記事は、以下のインターネット回線のPRです。
auひかり 株式会社25

PCやスマートフォン、タブレットなどの端末をネットワークにつなぐためには、さまざまな接続機器が必要です。形や大きさはよく似ているけれど、まったく別の役割を持った機器もあり、「モデムとルーターって何が違うの?」と、各機器の見分けにお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、インターネット接続に必要な周辺機器について詳しくご紹介します。

「モデム」の役割は?

「モデム」の役割は?

モデムとは、日本語名称に直すと「変調復調装置」となり、ADSLなどアナログ回線を経由してやってくるデータをデジタル信号に変換する役割を持っています。これにより、家のパソコンやタブレット、スマートフォンなどでデータを受け取れる状態に整えてくれます。

電話機や電話線の近くに置かれ、電話回線と接続されている「箱のような機器」が、モデムであると考えるとよいでしょう。

「ルーター」の役割は?

「ルーター」の役割は?

ご自宅の回線経由でインターネットに接続する場合、基本的にはモデムやONUがあればパソコンなどに直接接続できます。しかし、モデム/ONU経由でインターネットにつなげられる機器は1台限りです。そこで、回線が1つだけでも他のPCやタブレット、スマートフォンなど複数の機器をインターネットにつなげられるように、受け取ったデータを分類・分岐してくれる機器が「ルーター」です。

ケーブルを接続する有線のルーターと、無線でデータを端末へ送る無線LANルーターがあります。タブレットやスマートフォンは基本的にケーブルでの接続ができませんから、現在では一般家庭でも無線LANルーターの利用が主流です。

「ONU(光回線終端装置)」の役割は?

ONU(光回線終端装置)の役割は基本的にモデムと共通で、受け取ったデータをデジタル信号に変換しています。しかし、モデムがアナログ回線用であるのに対して、ONUは光回線から送られる光信号をデジタル信号に変換する機器です。ADSLなどの電話回線にはモデムを、光回線にはONUでそれぞれ使いわけすると覚えておきましょう。

例えば、電話回線でモデムを使い慣れた方が光回線に変更するタイミングで、「モデムは必要ないのですか?」と業者さんに訪ねた際に、「光回線ではモデムの代わりにONUというものを使います」と説明を受けたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

「ホームゲートウェイ」の役割は?

ホームゲートウェイとは、これまでご紹介したモデム/ONU、ルーターの機能をともに有し、さらに固定電話機による通話(IP電話)やFAX送受信を行う「VoIPゲートウェイ」の機能も兼ね備えたオールインワン機器のような役割を持っています。
主に各通信業者が提供する光回線インターネットサービスの付属機器として提供される場合が多く、「モデム/ONUの機能も、ルーターの機能も、IP電話の接続もこれ1つでできる」と考えると分かりやすいでしょう。

ホームゲートウェイは、通信サービスを提供する業者ごとに独自の仕様となっているケースがほとんどです。ご家庭で調達するのではなく、通信事業者がサービスの利用契約を結んだ各家庭に貸与して設置しているケースが主流となっています。

おわりに

今回は、インターネット接続に必要な周辺機器について詳しくご紹介しました。
これからご自宅のインターネット回線の変更を考えている方なら、「ADSLで使っていたモデムを光回線に替えたらONUに変わる」「最近はONUもルーターも兼ね備えたホームゲートウェイが普及している」など、簡単に頭に入れておくと回線変更の際に役立ちます。
契約手続きや回線工事で機器の説明を受ける機会がありますが、今回ご紹介した周辺機器について理解しておくだけでも、業者の方と会話しやすくなるでしょう。

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au光通信編集部

インターネットサービスやでんき、無線LANやセキュリティ対策などの情報を発信するauひかり通信のなかの人です。auひかりに関するお役立ち情報をお届けします!
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